JAにしうわ西宇和農業協同組合 | 営農指導（西宇和フルーツ）

西宇和フルーツ

三崎十三里。四国最西端に細く伸びる日本一の佐田岬半島は「自然どっさり、うまさときめきの」みかんの里です。

産地概況

JA西宇和管内は、愛媛県の西南部に位置し、九州に突出した45kmの長さを有する日本一の佐田岬半島とその基部の八幡浜市・伊方町・西予市三瓶町の2市1町からなる。
東部は大洲市、南部は西予市に隣接し、宇和海と瀬戸内海に囲まれた海岸部は典型的なリアス式海岸が続く。
地形は起伏の多い傾斜地が連なり、平野部は極めて少ない。土質は結晶片岩を母岩とする壌土・砂壌土が大部分を占めるほか、一部に秩父古成層・蛇紋岩・石灰岩の層も見られる。日照量が多く、年間平均気温は17.3度・年間降水量1,540mmと自然条件に恵まれ、かんきつ栽培に適した環境となっている。

栽培概況

総面積26キロ平方メートルのうち、耕作率は約20.2%、柑橘部門のウェートが極めて高く、全耕作地の95.8%で果樹が栽培されている。
八幡浜市の海岸部を中心とした柑橘地帯は、温州みかんの銘柄産地として全国的に有名で日本の露地みかんをリードする。中山間地帯では、昭和30年代から富士柿の共同出荷が始まり現在では65haの産地が形成されている。保内地区の中山間地帯では中晩柑類の栽培が盛んであり、近年ではデコポン・せとかの施設栽培にも力を入れている。
伊方町では、施設化が早くから取り入れられ温室みかんや施設晩柑の生産が盛んで、三崎地区の清見タンゴール、西予市三瓶地区のニューサマーオレンジは無霜の条件を生かし地区の特産品として力が入れられている。
この他、キウイフルーツ・枇杷・梨などの落葉果樹の栽培も行われている。

JAにしうわの主要品種別面積と生産量

品種名	面積（ha）	生産量（t）
温室みかん	9	298
極早生	268	5,063
早生	1,074	33,116
南柑20号	384	10,100
普通	291	5,742
伊予柑	673	9,828
ポンカン	74	670
デコポン	217	2,129
清見タンゴール	402	5,944
甘夏	131	2,047
ニューサマーオレンジ	39	640
その他晩柑類	134	648
キウイフルーツ	29	482
富士柿	65	924
その他落葉果樹	26	37

西宇和フルーツ365日

西宇和フルーツは温室みかんからスタートし、極早生、早生を中心とし年末のみかんへ、各戦果部会こだわりの個性化商品。
年明けは伊予柑から5月の清見タンゴール、ニューサマーオレンジまで365日のフルーツです。
"旬"をご賞味ください。

	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	1月	2月	3月
温室みかん
温州みかん（極早生～越冬）
伊予柑
ポンカン（大田・今津）
天草（加温～貯蔵）
はるみ
アンコール（加温含む）
デコポン（加温～貯蔵）
はるか
サンフルーツ
せとか
甘平
清見タンゴール（貯蔵含む）
ニューサマーオレンジ
富士柿
キウイフルーツ